CareとDareを大事にする

先月会社でリーダーや人事を対象にした英語でのオンライン研修がありました。

社員一人一人が能力を発揮するためにリーダーはどういう関わりをすればいいかということがメインのテーマだったのですが、


その中で印象に残ったのがCare(ケア)とDare(デア)のバランスが大事ということでした。

 

l   Care(ケア):日本語では治療という意味が一般的ですが、英語だと「相手を慮る」、「大切にする」という意味もあります。
"You are so caring!"というと「気遣いのできる人だね!」という誉め言葉です。是非使ってみてくださいね!

l   Dare(デア):こちらはなじみがない英語かもしれませんが、Dare to 動詞で「思い切って~する」「あえて~する」という動詞です。研修の文脈で、部下にチャレンジをさせる、背中をもっと押すということになります。
”I dare to tell him the truth (思い切って彼に本当のことをいいました)”など。

 

この話を聞いた時に昔は人にも自分にもDareが強かったな~と思いました。

 

できる時はいいのですが、できないとやっぱり自分はダメだったんだと落ち込んだり。。

自分の期待に応えられない部下や同僚を攻めたり。。

 

それによって成長した部分もあるけど、「できない」とつらくなって自信を無くすことも多かったなと思います。

 

今は相手のことを考えたり、自分をいたわる、ダメな自分でもいいということを認められるということを少しは覚えた気がします。

すると不思議でうまくいくことが多くなったり、「これでいい」が自信につながる感じがします。

 

 

 

英語コーチ・コーチをするうえでこの2つは大事にしています。

昔の私と同じように、頑張って自信を無くしている人もいるので

そういう人にはできているところをきちんと伝える。

ただ、もう一歩進むことが必要な時には
「もう少しできますよ!」
と奮い立たせる。

このバランスをうまく取ってクライアントさんの成長に役に立てれば嬉しいなと思います。