· 

心理的安全性とビジネス英語のコミュニケーション

こんにちは

現役外資系人事マネージャー 英語コーチのChikaです。

 

人事の世界で最近「心理的安全性(Psychological Safety)

という言葉がやたらとよく使われます。

 

この言葉が注目を集めるようになった理由は、

Googleが自社の生産性の高いチームの要素は何かと綿密に調査・分析した結果、

心理的安全性があることが、生産性影響があるとされたことなのですが

 

実は英語でのビジネスコミュニケーションにおいても

重要なことだなと思ったので今回取り上げてみました。

 

そもそも心理的安全性とはどういうことなのでしょうか?

ハーバード・ビジネスレビュー・オンラインの“What is Psychological Safety?”という記事*によると

"A shared belief held by members of a team that it’s OK to take risks, to express their ideas and concerns, to speak up with questions, and to admit mistakes-all without fear of negative consequences.”

日本語で訳すと

このチームでは

リスクを取る

アイデアや心配事を言う

質問する

間違いを認めるということが

否定的な結果になるおそれがないということをメンバーの中で共有できている

 

ということだそうです。

 

この文章を見てみて

ご自身が英語でコミュニケーションをするとき、こんな状況でできているか

振り返ってみてください。

 

英語での文法ミスやささいな表現のいい違いを気にするより

そのチームでいい成果を出すために自分の表現できる英語で質問したり

アイデアを言うことができているか

 

間違った時には「間違った」ときちんと言えているか

 

相手に対しても

いろんな意見を言ってもらったり、

質問することを促しているか

 

特にリーダー格の人にはチーム全体に気を配ってもらいたいですが

 

チームの1メンバーであっても、たとえ1人の人間とのコミュニケーションでも

安心してコミュニケーションできる土台作りを自ら作ろうとするのが

英語のコミュニケーションの基本だと思います(気持ちは伝染しますから)。

 

そんな土台を作れば

英語のレベルは変わらなくても

コミュニケーションはずっとしやすくなるはずです。

 

コミュニケーションがしやすくなれば

自然と英語で話す際の不安も軽減され

英語が上達するといういい循環も生まれます。

 

まずはチームで話しやすい環境を作れるよう

自分が主体的に行動をとっていきましょう。

 

もちろん、自分の英語表現力が上がれば

いいチーム作りに貢献できる可能性はぐんと上がります。
「いつも英語の会議の度に憂鬱」

「相手とうまく関係性が築けていない気がする」

「なかなか仕事が進まない」

という悩みがあるのであれば

英語コーチをつけて効果的に勉強することをお勧めします。

英語コーチってどういうものかに興味がある方は是非無料体験セッションを受けて見られませんか?

 

提供させていただいている無料体験セッションでは、

現役外資系企業人事マネージャーで

20か国以上の人とプロジェクトを協働してきた経験から

目的に合った最適な英語学習方法を提案させていただいています。

 

お気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

*参照:

What is Psychological Safety?(Harbard Business Review Online

 

https://hbr.org/2023/02/what-is-psychological-safety