こんにちは
現役外資系人事マネージャー 英語コーチのChikaです。
今日は英語のメールの冒頭についてお話しします。
メールの冒頭は
私は2つの点で重要だなと思っています。
1.生産性を大きく左右する:
最初でつまるとなかなか筆が(タイプが)進みません。
冒頭を適切にかつスムーズに書くかはメール全体にかける時間を左右する、
ビジネスパーソンだと1メールあたりのメールにかける時間を最小化するか
というところにつながります。
2.メールから与える印象を決定づける:
英語に書きらず書き出しがそのメールの印象(英語ではtonalityといいます)を決めます。
特に、多くのメールツールが冒頭の文章のみ見ることができるということを考えると、
メールでの冒頭文はさらに重要ですね。
ではパターンを見ていきましょう
A.送る相手の名前を入れる:
これが王道ですが、それでも書き方によって随分違います。
以下の3つを見てみてください。下に行けば行くほど丁寧さが増します。
1. Hi XXX (下の名前),
2. Dear XXX(下の名前),
3. Dear Mr. (Ms.) XXX(上の名前),”
どのレベルを使えばいいかは、会社・相手により異なります。
前のアメリカ企業では1が当たり前だったのですが、
今のドイツ企業に転職したときに、実は2だったということに半年くらいして気づきました。
今では必ずDearを忘れずにつけることにしています。
B. 挨拶だけで名前は入れない:
1.Hello,
2.Good day,
3.Good morning/Good afternoon,
などなど
結構こういうパターンも多くみられます。
最初”Good day”を冒頭としたメールを見た全く知らない人からメールを受けた時
個人的には失礼な!と思ったのですが
こういうパターンが多いのを見て
自分の英語の感覚が常識でないんだなとわかりました。
特に、最近はいろいろな性的指向を尊重しようという中
性別の分かる敬称を入れること自体が敬遠されているので
見知らぬ人にたいしては挨拶だけの方が無難だということのようですね。
(Dear Sir/Madamは今や古いそうです)。
いかがでしたでしょうか?
たがが最初の1フレーズですが
案外奥深いですよね。
何が正解というよりも
その会社や組織でどのような表現がよく使われているのか
というところが基準になるので
送る人のメールのtonalityをチェックして判断したり
同僚にどのような表現が適切か聞いてみることをお勧めします。
英語でメールを書くということについては
最近翻訳ツールもすごく進化をしていて
それをコピペすれば「無難」な文章は書けるようになりました。
ただ、
相手を想った文章は自分で書く(少なくともAI翻訳したものをチェックする)
ことができた方がいいと思います。
「メールを書くのにいつも時間がかかる」
「何度もメールのやりとりがあって、すぐには伝わらない」
「AI翻訳したけどなんかこれでいいのかわからない」
そんな悩みがあるのであれば
英語コーチでメールやビジネス英語のスキルアップをしませんか?
提供させていただいている無料体験セッションでは、
現役外資系企業人事マネージャーで
15年以上ビジネスで英語を活用してきた経験から
目的に合った最適な英語学習方法を提案させていただいています。
お気軽にお問い合わせいただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメントをお書きください